苗場スキー場と田代スキー場を結ぶ、全長5,481mの日本最長のドラゴンドラ。
紅葉シーズンは「紅葉のドラゴンドラ」という名称で、毎年10月上旬から11月上旬にかけて、片道約25分(乗車時間は約20分)で営業しています。
撮影した2018年10月22日は天候に恵まれ、苗場~田代を結ぶドラゴンドラから見た紅葉の景色は絶景でした!
山麓駅付近では、まだ青々とした木々があり、中間付近で一番色付きが良く、山頂付近は枯れ木が多くなっていました。
山麓から山頂(標高921m~1,346m)まで行くゴンドラの旅は、20分という短い時間の間に、秋の始まりから冬の入り口までの季節の変化をまとめて見られる、そのような乗り物でした。
標準再生バージョン:約20分
秋を感じそうなゆったりとした音楽を選曲してリラクゼーションビデオ風に、さらに説明や案内を入れてプロモーションビデオ風に編集をしてみました。
前面展望なので、ゴンドラに乗っている気分で絶景を楽しんで見て頂けるのではないかと思います。
途中で停まってしまった部分を除いて、乗車中の景色はノーカットです。ゴンドラ乗車の部分だけで約20分程あります。
美しい紅葉の変化が楽しめる景色の映像で見て、少しでも心が癒やされれる方がいれば幸いです。
撮影から2年が経過してしまいましたが、ようやく完成しました。
高速(時短)再生バージョン:約20分→4分
通常速度で再生すると約20分かかりますが、のんびり見る時間が無い!
どんな景色か、ザッと見られれば良いんだ!
という方には、高速バージョンがオススメです。
時短再生で約4分に縮めてありますので、平均して約5倍速での再生です。
短時間に凝縮してあるため、山麓から山頂までの紅葉の色の移り変わりがよく分かります。
全長5,418mの距離を、4分10秒程で移動することになるので、時速に換算すると約80Kmの体感乗車速度になります。(笑)
山麓からスタートして徐々に加速し、山麓手前からゆっくり減速している映像なので、中間地点では時速に換算すると90Km近くはあるかもしれません。
ちょっと目がクラクラするかもしれませんが、実際にはあり得ない、超高速運転のゴンドラ乗車映像を、音楽と共にお楽しみ下さい。
動画の見どころ
山麓駅を出てすぐの付近は、まだ紅葉していません。
乗車してしばらくの間は、殆ど標高が変わらず水平移動です。
田代方面へ進むにつれて、徐々に紅葉している木々が増えていまきす。
絶景ポイントとしてアピールされている「14号柱」に向かって急上昇して行きます。
(14号柱:公式マップ参照)
14号柱から先は、急降下します。
山に阻まれて、ゴンドラの行く先が見えません。
この先、どうなるの??
ジェットコースターの様な急勾配で、谷底に落ちる様な恐怖感があります。
私はスキーで何度も乗って慣れているはずなのですが、それでも怖さを感じる場所です。
一緒に乗っていた乗客の方が「うわっすごいなこりゃ、怖い怖い!」と言っていました。(標準再生バージョンでは、その音声を入れておきました)
14号柱を過ぎた所が、1つ目の絶景ポイントです。
急勾配ゆえに、眼下に絶景が広がります。
紅葉で染まった木々と、谷間に見える清津川。
青い空と、白い川原に青く澄んだ水が流れている紅葉の渓谷は、絶景でした。
晴れている日しか、この感動は味わえないと思います。
絶景ポイントを過ぎると、右手に奥清津発電所の下池の「二居ダム」が見えてきます。
別名、二居湖(ふたいこ)
右手に二居湖が見える単調な景色が続きます。
しばらく進むと、2つ目の絶景ポイント「22号柱」に差し掛かります。(22号柱:公式マップ参照)
22号柱は、先ほどの14号柱ほどではありませんが急勾配です。
目の前に広がる紅葉の中に、右手方向には二居湖が。
綺麗な紅葉と湖が同時に見られるポイントです。
二居湖は、天候により7色に変化する神秘的な湖なのだそうです。
山頂にある田代湖からの落差470mにより、最大160万KWの電力が発電され、東京方面へと送電されています。
二居湖が見えるポイントを過ぎた所からは、下りが無くなり山頂駅に向かって一気に上がって行きます。
ず~~っと上がって行きます。
山頂に近付くまでの間は、しばらく紅葉が楽しめます。
標高が上がるにつれて、徐々に枝だけの木や枯れ葉色の木々が増えていき、山頂駅へと到着します。