使って小さくなった石けん、使いにくいですよね。
多くの方は、新しい石けんに貼り合わせて使っていると思います。
でも中には、捨てようかと悩む方や、捨ててしまっている方もいらっしゃる様です。
新しい石けんに貼り付けて使うと、最後まで無駄なく使えますし、泡立ちも良くなります。
でも、なかなか上手く貼り付けられずに、イラッとしたり..。
くっつけても、知らない間に外れて排水口へ、という事があったりしませんか?
そんな方は、この記事の方法を試してみましょう。
上手に付けられる様になると思いますよ。
目次
石けんの上手な貼り合わせ方
ポイント①:湿らせる
使って小さくなった石けんは、濡らしてしっかり湿った状態にします。
石けんの表面だけ濡らすのではなく、濡らして少し時間を置き、中の方まで湿らせると楽に貼り合わせられます。
手で曲げてグニャッとなるくらいに柔らかくなれば理想的!
画像の石けんは、牛乳石けんです。
牛乳石けんは、柔らかくなるので、とても貼り合わせやすいです。
ポイント②:濡らさない
新しい石けんは、絶対に濡らしてはいけません!
濡れてしまったり、浴室内の水蒸気が付着してしまうと、上手く付かないか、すぐに剥がれてしまいます。
しばらく放置しておけば貼り付かない事はないですが、時間がかかってしまいます。
ポイント③:中心から外へ向かって押しつける
濡れていない新しい石けんの上に、湿らせて柔らかくなった小さな石けんを乗せます。
中心を親指で押さえ、中に空気が入らない様に、空気が外へ出て行く様に、中心部から外側へと押して貼り合わせていきます。
上の写真は、右反面だけ完成している状態です。
全面を圧着して、最後に周囲を綺麗に密着させれば、完成です!!
写真の様な状態になれば、タオルでゴシゴシ擦り付けても外れません。
試してみて下さいね。
うまく貼り合わせられない時は?
うまく貼り合わせることか出来ないときは、もっと使い切って、薄くしてから貼り合わせましょう!
この位まで使い切って、薄くなった石けんで貼り合わせてみると、コツが分かると思いますよ。
小さく薄くなった石けんの方が、貼り合わせが簡単です。
片方だけ湿らせるのはなぜ?
小さくなった石けんだけ湿らせて、新しい石けんはなぜ濡らしてはいけないのでしょうか?
貼り合わせた時、
- 乾いている石けんは、水分を吸収する
- 湿らせて柔らかくなっていた石けんは、水分が奪われて固まる
つまり、溶けた石けんが接着剤の役割を果たして、張り付きやすくなるのです。
石けんの種類によっては、水分が吸収しにくい物があります。
濡らしてもなかなか柔らかくならない石けんって、ありますよね。
その様な石けんは、簡単には貼り合わせられませんが、基本的な要領は同じです。
硬い石けんを貼り合わせるコツ
我が家で貼り合わせる時に、いつも苦労しているのが泥炭石けんです。
種類によるのかもしれませんが、我が家で使っている泥炭石けんは、小さくなる程水分が吸収しにくくなって、なかなか貼り合わせることが出来ません。
お風呂場で使い、水蒸気の中でしっかり湿らせました。
それでも力をかけると、殆ど曲がらずにすぐに折れてしまいます。
この様な石けんはなるべく薄くなるまで使い切ってから慎重に貼り合わせ作業を行います。
貼り合わせの基本的なコツは上記同様です。
乾いた新しい石けんの上に、なるべく全体を均一に押し付ける様に力を加えますが、折れやすいのでゆっくり加圧していきます。
硬い泥炭石けんでも、この様な感じでしっかり貼り合わせる事が出来ます。
途中で乾いてしまって上手く貼り合わせられない時は、新しい乾いた石けんの上に指先を濡らして付ける程度の水を付けます。
そして、新しい石けんと貼り合わせたい石けんを互いに小さなストロークで擦り合わせると、石けんが少し溶けてきます。さらに続けると間の水が次第に濃厚な石けん液となって貼り合わせやすくなりますので、動きが悪くなってきたところでギュッと圧着させます。
試してみて下さいね!
それでも上手く貼り合わせられない時は?
難しい..、面倒くさい!
そんな方も中にはいらっしゃると思います。
でも小さくなった石けん、勿体ない!
そんな時にオススメの方法は、
- 不織布で出来た「お茶パック」に入れて使う
- 小さくなった石けんを貯めて、ミカンやオクラ等のネットに入れて使う
という方法でしょう。
さらに、もう一つの方法。
小さくなった石けんを集めて、お皿に載せて電子レンジでチン♪
加熱するときには様子を見ながら行って、数十秒でひとかたまりになるとのこと。
電子レンジに石けんの匂いがこびり付いてしまいそうなので、私は試したことがありません。
柔らかくなるだけで、手で固めるのでしょうか..?
試される方は、お皿にラップをしてからチンした方が良いかもしれませんね。