初代プリウス(NHW1# 1997年~2000年)の燃費記録

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初代プリウス(NHW1#) 燃費記録

初代プリウス(NHW1# 1997年12月~2000年4月販売)。
画像は、wikipediaより。

1998年4月に乗り始めてから2000年7月に手放すまでの燃費データを公開します。
満タン法(ガソリンを満タンにしてから走行し、次にガソリンを満タンに入れる迄に、何キロ走って何リットル入ったか)により記録を付けていました。

初代プリウスは、トヨタが1997年12月に「21世紀に間に合いました」のキャッチコピーで売り出した車で、「量産ハイブリッド自動車」としては世界初。
メーカー公表の燃費は28.0km/l(10・15モード)で、当時の同クラスのガソリンエンジン車と比較しても驚異的な燃費の車でした。

[関連記事]初代プリウス・マイナーチェンジ版の燃費記録
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(※当記事は、旧サイト「雑記帳」より引っ越しし、加筆訂正したものです)

目次

燃費記録(グラフ)

初代プリウス(NHW1# 1997年~2000年)の燃費記録

<1998年4月~2000年7月までの、平均燃費算出元データ>
累計走行距離 : 42,978.7Km
総給油量 : 3,076.33リットル
平均燃費 : 13.97Km

燃費記録(データ)

給油年月日累計距離
(Km)
区間距離
(Km)
給油量
(リットル)
燃費
(Km/リットル)
114
1998.04.**690575.639.2014.68
1998.05.011260570.141.8413.62
1998.05.101888627.638.3916.35
1998.05.202425537.440.2213.36
1998.05.282833407.436.4911.16
1998.06.123368535.439.0213.72
1998.06.264015647.042.3615.27
1998.07.104498484.340.6611.91
1998.07.255065566.538.2714.80
101998.08.125540475.439.6112.00
111998.08.205859319.029.5510.79
121998.08.296409549.438.9214.11
131998.09.056983574.140.4614.19
141998.09.247551568.020.0014.19
151998.09.277844293.020.00
161998.10.018122278.040.23
171998.10.138694572.138.4814.86
181998.10.239240546.039.6913.75
191998.10.319691450.827.6316.31
201998.11.0910314622.941.9314.85
211998.11.1710818504.035.5814.16
221998.11.2011182364.018.1320.07
231998.11.2411517335.022.6214.80
241998.12.1212019502.038.4613.05
251998.12.2412587568.042.2713.43
261999.01.0813090503.538.2513.16
271999.01.2013648558.038.3014.57
281999.01.2313927279.017.9615.53
291999.01.3114303376.037.2710.97
301999.02.0414648345.025.1213.73
311999.02.0915161512.834.7214.76
321999.02.1915717556.038.8214.32
331999.02.2816282565.039.4514.32
341999.03.0816888606.640.9614.80
351999.03.1617406518.030.3517.07
361999.03.2517939532.740.2913.22
371999.04.1218452513.039.4513.00
381999.04.2119044591.439.1715.09
391999.05.0119573529.138.9313.59
401999.05.1120143569.938.9814.62
411999.05.2120722579.041.7213.87
421999.05.3121227505.036.3413.89
431999.06.12105739.2113.80
441999.06.242228437.35
451999.06.3022830546.041.8413.53
461999.07.1123303473.039.2112.06
471999.07.2323805502.541.7212.04
481999.08.0124221415.538.9910.65
491999.08.1224719498.537.0013.47
501999.08.1825253533.937.8214.11
511999.08.2225652399.229.4613.55
521999.08.2726145492.737.9013.00
531999.09.0526597452.133.5413.48
541999.09.0827167570.034.7916.38
551999.09.1827700533.040.6313.11
561999.09.2828262562.045.5012.35
571999.10.0528776514.532.6915.78
581999.10.1329373596.737.2216.03
591999.10.2229716342.622.6615.12
601999.11.0130242526.436.8814.27
611999.11.0830925682.638.2017.87
621999.11.1731455530.038.1613.88
631999.11.2432099644.542.6815.10
641999.12.0432653553.337.6814.68
651999.12.1233202549.836.9614.87
661999.12.2233704501.436.6613.67
671999.12.3134316612.143.9613.92
682000.01.1934782466.039.0211.94
692000.01.2935344562.035.1415.99
702000.02.1135710365.629.8712.23
712000.02.2036341630.242.4214.80
722000.02.2636777436.130.2014.44
732000.03.0437168390.824.9015.69
742000.03.1437691523.135.8314.59
752000.03.2138227536.039.6613.51
762000.04.0338824597.041.3014.45
772000.04.1439413589.238.7715.19
782000.04.2439986572.240.2514.21
792000.05.0940594608.042.0014.47
802000.05.1641239645.442.0115.36
812000.05.2441776537.440.1713.38
822000.06.0342310533.040.0613.30
832000.06.1842752442.339.3911.22
842000.06.2843093341.330.5411.17
852000.07.1015.00

※ データの中で燃費の悪いものは、停車中にエアコンをずっと動かしていた時のものです。
※ データの中で燃費の良いものは、高速道路を走った割合が多かったものです。
※ データの中には、距離の記録をし損なった部分や、一定量のガソリンを給油したために
  燃費の算出が出来ず、平均値で出したものがあります。

  • 坂道の多い環境で乗っておりますが、高速道路もよく利用します。
  • 平均燃費は、1リットル当たり14Km前後の様です。
  • 高速道路を走ると、1リットル当たり20Kmを超えます。
  • アクセルワークと乗車人数によって、かなり燃費が変わる様です。
  • 渋滞道路を走った場合、エンジンの力が不要な間は、エンジンが止まりますので、通常の車よりも燃費はかなり良くなりますが、初代プリウスのエアコンはエンジンの力を利用して動きますので、エアコン使用時は普通の車と同様に燃費が悪くなります。

買い換え理由

購入して2年程で、急に調子が悪くなったので、買い換えました。
売り出されてすぐに購入したので、改良不足の部分が多々残されたままの車だった様です。

1.電池の劣化

2000年6月に入ってから、急に燃費が悪くなりました。
動力用のニッケル水素電池が劣化して、容量が減ってしまったことが原因の様です。

状況は、加速が悪く、アクセル反応も鈍くなりました。
電池容量がすぐに低下してしまうため、停車時に充電のためにエンジンが頻繁に動くようになりました。
普通に走行していても、すぐに電池不足を示す「亀マークのランプが表示される様になりました。
亀マークのランプが点灯する状態になると、エンジンパワーは発電機を動かして充電する方にエネルギーを消費しますし、そもそも電池が無い状態なので、加速時にはモーターが使われない様で、加速が酷く悪くなりました。
2000年7月上旬に、無料で電池交換をしてもらい、その後は徐々に燃費が向上してきました。
しかし、買い換えを決定していたため、データの記録が残せませんでした。

2.エンジン音の悪化

購入時は非常に静かな車でしたが、1万Kmにも満たない頃から、エンジン音がとても煩い車になりました。
音だけでなく、エンジンの始動・停止の時に、非常に車体が揺れたり、振動する様になりました。
乗れば乗るほど、ガタガタになってきているのが、目に見えて分かる様な状態でした。

因みに、マイナーチェンジ後の新型プリウスは、1万2千Km走った現在(2001.02.17 執筆時点)でも、全く問題なく静かで快調です。

3.パワーハンドルの故障

1年10ヶ月が経過した頃だったと思いますが、突然パワーハンドルが故障しました。
ハンドルを回すと、バキバキともの凄い音が外に響き渡る程。
とりあえずタイヤは動くのですが、非常に重たい状態となり、修理をした事がありました。

初代プリウスの良かったと思う点

小回りが出来て運転しやすい車でした。
回転半径は、4.6mか4.9mだったと記憶しております。
視界も良好で、トランクもそれなりに荷物を沢山載せられました。
燃費が非常に良いことは勿論、タイヤのサイズが小さいので、交換タイヤのコストが安く済んだ点も魅力的でした。
最新技術の塊で、年費が非常に良い未来の車に乗っている気分が味わえる車でした。

初代プリウスの悪かったと思う点

上記に挙げた、電池の劣化が早かった点や、エンジン音が煩くなった事などの他にも、色々問題点があまりした。

車体の前方が重たいのか理由がよく分かりませんでしたが、前輪のタイヤが異常に早く減ってしまいました。
6000Km程度でかなり減っていましたので、タイヤのローテーションが必須の車でした。
また、タイヤのサイズが特殊で、入手の度にメーカーから取り寄せ状態でした。プリウスだけしか使われていなかったのではないかと思います。

信号待ちしている時に、エンジンが止まっていると、アクセルを踏んで加速を始める迄に1秒程かかる点は非常に怖さを感じた車でした。
特に右折時、対向車の切れ目を狙って走り出そうとしても、すぐに動き出さないのです。対向車にクラクションを鳴らされてしまう事が多発。
そんな時には、裏技を使って乗り切りました。

その裏技とは...?
初代プリウスは、エアコンのコンプレッサーの駆動はエンジンを使用していました。
停車中にエンジンが止まると、真夏の車中は瞬時に高温になってしまうので、エアコンを常時動かす目的でエンジンが止まらない様にする「FULL」ボタンが付いていました。
交差点での右折時には、エアコンをONにして、「FULL」ボタンもON!
こうする事で、ガソリン車と同様の状態になり、アクセルの応答速度は良好になりました。

ブレーキについても違和感がありました。
運動エネルギーを電気に変えて回収する回生ブレーキで効く範囲と、通常の摩擦によるブレーキが切り替わる部分の接続が悪く、ブレーキに変な癖があり、その点は運転しにくい車でした。

当時乗っていた車

初代プリウス 乗っていた車

当時乗っていたプリウスです。
前にもう一台別の車が止まっていて、車の全景が見えない写真しか残っていませんでした。(T_T)

因みにこの写真、一見すると車同士が接触していそうに見えますが、5cm位の隙間を開けて駐車していましたので、ぶつかっていませんよ!

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