門灯の節電対策~自作LED照明~

東日本大震災以後の電力不足による節電意識の高まりから、昼夜問わず少しでも節電して電気代を節約しようという意識へと変わりました。

(※当記事は、旧サイト「雑記帳」に2012年1月に掲載したものを引っ越しした記事です)

防犯の点から、夕方暗くなってから早朝明るくなるまで、我が家では門灯が自動点灯するようにしてあります。

60W相当の明るさの電球型蛍光灯(消費電力12W)を使用しているので、元々節電タイプを使っていましたが、夜中じゅう点灯しているので、意外と電気代がかかります。

もっと節電する方法は無いか?

  • LEDタイプの電球型は、まだ高価(2011年6月現在)であった
  • LEDでありながら、明るさの割に消費電力が多い
  • 店頭で確認する限り、非常に発熱が多くてエネルギーロスが多いと感じた

※LEDは、定格ギリギリの電流を流すと発熱が多くなり、効率が悪くなる傾向があります。

ならば、作ってみよう! と自作した物を紹介します。

 

10W白色パワーLED OSW4XAHAE1E
定格で使用時は850ルーメンなので、60W電球相当の明るさがあります。
放熱が必要なのですが、どの程度サイズのヒートシンクを付ければ良いのか分からなかったので、適当に大きめの物を選択。(^_^;)
電源には、12VのACアダプターを使用して、単純にセメント抵抗を使用して電流を調整。
明るさを3段階に調整出来る様に設計。
写真左が暗いモード、右が明るいモードにしたのですが、写真では分かりにくいですね。(^^;
記憶ですが..左側が3W、右側が5W程度の消費電力だったと思います。(^_^;
光の方向は、電球型蛍光灯の様に周囲360度明るくする事は出来ないので一方向だけとなります。
交換前の門灯です。
電球型蛍光灯(60W相当)が入っているので、360度(主に前後方向ですが)明るくなり、写真手前まで明るくなっています。
電球型蛍光灯を外し、自作のLEDライトを取り付けて、横から見たところです。
基板の固定と光軸調整をどうするか悩んだ末、針金で土台を作るという、非常に不格好な仕上がりになりましたが、自作なので…OK!(^^;

後方から撮影したものです。電球型蛍光灯が取り付けてあったソケットに、コンセントになるアダプターを取り付け、そこにACアダプターを取り付けました。

配線をやり直しても良かったのですが、故障時を考えてすぐに元に戻せる様にこの様にしました。

カバーをして完成!
結局明るさは3段階中、真ん中の明るさを選択したので、消費電力は4W。
見た目の明るさは、電球型蛍光灯の60W型以下、40W型以上の明るさが得られた感じです。

2011年6月に取り付けて以来、7年が経過(2018年6月現在)しますが、故障せず毎日点灯してくれています。