テーブルタップの作り方を解説します。

出来上がった物を買った方が安いのですが、自作すれば、好きな長さの物を作ることができます。

正しく施工しないと、接触不良になるなどで発熱したり、発火する事があり大変危険です。

電源コードを修理したいときにも参考にして下さい。

(※当記事は、旧サイト「雑記帳」より引っ越しし、加筆訂正したものです)

用意する物

ここでは撚り線タイプのビニールコード(心線の太さ:2.0m㎡)を使用します。
プラグ、テーブルタップ、圧着端子、圧着工具、ニッパー、プラスドライバー、カッターナイフを用意します。

圧着工具を使わない方法もありますが、緩みから接触不良を起こし発熱する場合があるのでお勧めしません。

圧着工具は、ホーザンP-732。

この工具は、軽い力で確実に圧着が完了するまでロックが外れないラチェット構造なので、とても使いやすいです。

導線用裸圧着端子は、ニチフ端子工業の2Y3.5。

今回選択したテーブルタップとプラグは、100V15Aまでの物なので、コードは撚り線2.0m㎡の物を選択しています。

圧着端子も撚り線2.0m㎡に対応しているサイズの物を使用します。

作業

コードを必要な長さに切り、裸圧着端子を取り付ける加工を行います。
被服の剥ぎ取りは、私はカッターナイフを使用しますが、この時、内部の撚り線を切ってしまわない様に十分に気を付ける事が大切です。

誤って、関係ない場所の被服も傷付けない様に!!

圧着作業の最中です。

圧着端子は、決められた圧着工具の決められたサイズの場所で圧着する必要があります。

圧着完了の状態です。撚り線は、出過ぎず、出なさ過ぎず..。

この位が理想でしょう。

圧着工具、ホーザンP-732を使用すると、どの太さで圧着したか分かるように刻印が入ります。

今回、2m㎡で圧着したので、「2」と入っています。

ネジ止め作業に入る前に、ちょっとした知識を!

このタップのネジは左右で色が異なるのですが、意味があります。

答えは……2つ先の写真で!

テーブルタップ側から施工します。
理由は誤ってコンセントに差し込んでしまう事が無いように、事故防止です。

写真のように施工し、しっかりネジ止めをして蓋をします。

2本のコードの分離は、必要以上に行ってしまうと、写真の様に綺麗に納められないので、足りない分ははめ込む時に分離すると良いでしょう。

2つ上の写真で左右のネジの色が違う事を書きました。

これは「極性を気にする場合」に使い分けをします。

左側の穴が短い方(ネジは金色)が活線(触ると感電する)を接続し、右側の穴の長さが長い方(ネジは銀色)には、柱上トランスでアースされている側を接続します。

オーディオマニアにとって、この極性の違いは重要です。

プラグ側も同様に圧着し、しっかりネジ止めをして、蓋をもネジ止めすれば、完成です。

出来れば、蓋をする前にテスターでこの2つのネジの上から導通テストを行い、ショートしていない事を確認する事が望ましいでしょう。