給湯器リモコン故障の修理(ノーリツ GT-2427SAWX)

給湯器(ノーリツ GT-2427SAWX)のリモコンが故障。

2002年製で使用開始から9年8ヶ月。(※当記事は、旧サイト「雑記帳」より引っ越しし、加筆訂正したものです)

今回の故障状況は、どこの家でも起こる可能性があります。

原因は配線の接触不良で、電気に関して少し知識がある方であれば、自分で修理が出来る内容でしたので、記事にしてみました。

 

 

故障の症状

症状1 : 台所リモコンの表示部が点灯と消灯を繰り返し、コントロールも不能。

症状2 : 浴室内のリモコンは問題なく動作。

故障状況の推測

  1. コンピューターの誤動作
  2. メイン基板←→リモコン間の配線の接触不良
  3. 台所リモコン基板の故障
  4. メイン基板の故障
  5. 電源の故障

まず、これらを疑いました。

素人が自分で直せる内容は、基本的に接触不良等のみです。

上記項目ごとに、修理依頼すべきか対応を検討します。

  1. 電源を完全に切断し、少し間を開けてから再び通電する事で復帰する可能性がある。
  2. 配線の接続部分の確認を行い、自分で修理出来そうであれば行う。
  3. 修理依頼
  4. 修理依頼
  5. 修理依頼

不具合ヶ所の絞り込み

①の作業を行ってみましたが、全く回復しませんでした。

③~⑤については、浴室内のリモコンから操作が可能であり、正常に使用出来ていることから可能性が低いと考えました。

②のメイン基板からリモコンへの配線接続不良を疑うにあたり、どの様に接続されているのか確認のため、屋外給湯器内部に保管されていた説明書を取り出しました。

 

屋外給湯器内部に保管されていた説明書

 

リモコンへの配線が、メイン基板から、屋内へどの様な結線がされているか、図面で確認します。

これによると、メイン基板から出ている線は1組で、端子台の様なものを経由して浴室内と台所へ、2系統に分かれて結線されている事が推測出来ました。

同系統の配線のはずなのに、浴室は正常で台所は故障、これは接触不良の可能性が高い気がしてきました。

説明書によると、リモコン用の端子に流れている電圧は直流14~16V。

台所用リモコンの裏を開き、電圧を測定してみると約12Vで、リモコンの表示が点灯した瞬間は8V位まで電圧降下が起きている事が分かりました。

給湯器内部のメイン基板上のリモコン端子の電圧が14~16Vあれば、接触不良が濃厚です。

基板上のリモコン端子を探し、そこで電圧を測定してみると、14.9Vありました。

よって、基板は正常であり、リモコン用の配線の接触不良が濃厚であると推測。

リモコンの線を手繰って行くと...。

ありました!

外から簡単に蓋を開けられる、給湯器本体の下に端子台が付いていたではありませんか!

結線方法まで書いてありました。

給湯器のリモコンコード接続端子

絶対にこの中が原因だ!!

配線が腐っていそう。。。

 

リモコン端子台の状況確認と修理

接続端子は、屋外の給湯器本体下部にありました。

念のため端子台への給電点の電圧を測ってみると、基板上と同じく14.9V。

まず間違いなく、リモコン配線の接触不良が原因。直せそうだ!と判断し、作業に着手します。

写真を撮るのを忘れて、半分作業が終了したところで撮影。

給湯器のリモコンコード接続端子の修理途中

赤枠で囲った向かって右側の2本が、交換前の腐食している状態です。

向かって左側の方が一番酷かったのですが、交換してしまいました。(^ ^;

緑青が出ていて、触っただけですぐに千切れてしまいました。

圧着不良で、さらに腐食している圧着端子

交換前の腐食した圧着端子の1つです。

導線が腐食しているだけでなく、圧着不良で引っ張っただけで線が抜けてしまう、ゆるゆるの状態でした。

ラジオペンチの様なもので、潰しただけなのでしょう..。指定の圧着工具を使って圧着していなかったのは明らかです。

いい加減な施工のまま、9年間もよく使えていたものですねぇ。

ちなみに、室内のリモコン側の圧着も同様で、殆ど圧着されていない状態でした。

圧着不良で腐食していた配線を切断し、新しい圧着端子を取り付けて修理したところ、直りました!!

単なる接触不良だったので、修理業者を呼ぶ前に、自分で確認してみて良かったです。

しかも施工不良が原因なのに..。出張料と技術料で何万円も取られてしまうところでした。

修理に使用した圧着工具

リモコンの端子台への接続時に使用した、圧着工具(ホーザンP-732)と圧着端子(断面積 1.25mm2までの導線の太さに対応)です。

修理に使用した圧着工具

 

リモコンの線なので、道具を持っていない方は導線の被服を少し長めに剥いて、ネジの周りにグルっと巻き付ける感じで、うまく固定できればそれでも良いかもしれません。

しかし道具があった方が、綺麗に確実に固定して仕上げることができます!

この様な作業が好きな方や、よく行う方は、持っていて損のない道具だと思います。

 

当記事で使用している材料と主な道具は、Amazonで入手できます。

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