天井の換気扇(屋根裏排気型)の汚れ対策フィルター

 

当サイト紹介している戸建て住宅用の「屋根裏排気型換気扇」には、フィルターを付けることをオススメします。

理由は、フィルターを取り付けてから2ヶ月くらい経過した、次の画像を見て頂くと分かると思います。

 

屋根裏排気型換気扇の汚れたフィルター

 

外してみると、もっとよく分かります。

 

屋根裏排気型換気扇のフィルターを外した物

 

住んでいる場所の空気の汚れ具合や、使用頻度にもよると思いますが、真っ白だったフィルターが黒く汚れています。

屋根裏排気型換気扇の場合は、この汚れた空気が屋根裏に直接排気されます。

フィルターを付けないまま換気扇を動かしていると、屋根裏が汚れることになります。

 

ダクト排気型の換気扇であれば、ダクトの中が汚れるだけですが、屋根裏に排気されて家の裏側が汚れるのは、ちょっと気になりますよね。

因みに、4ヶ月くらい交換せずに使用したものがこちら。

 

屋根裏排気型換気扇の凄く汚れたフィルター

 

ここまで汚れてしまうと空気を吸い込まなくなってしまうので、早めに交換しましょう!

前置きが長くなりましたが、私が使用しているフィルターと、取り付けおよび交換の方法をご紹介します。

 

使用する換気扇フィルター

三菱電機製「換気排熱ファン(V-20MEX3|V-20MCX3)」の全面パネルのサイズは30cm角。

30cm角の換気専用として、切り売りされているフィルターもありますが割高です。

私のオススメは、ミシン目付きのレンジフードフィルターです。

安くて量が多く、換気扇のサイズに合わせて手軽に切って使うことができます。

 

ミシン目付きレンジフードフィルター

 

使用時のイメージは、パッケージに書いてあるような感じですね!

 

ミシン目付きレンジフードフィルター 使用時のイメージ

 

パッケージの写真に書いてあるように、手で押さえながら簡単に切ることができます。

 

複数のメーカーが出していますが、15cm または 30cm 間隔にミシン目が入っている物だったら何でも良いと思います。

近所のスーパーでも扱っていると思いますが、もし見当たらなければ通販サイトにありますので、参考にして下さい。

「フィルたん」が一番お得そうだったのでメインで選んでみましたが、他にも色々あるので合った物を選ぶと良いと思います。

 

30cm角フィルターの作り方

上の画像でお気付きかと思いますが、レンジフード用のフィルターなので、縦が46cmあります。

定規を使わなくても、30cm角に切ることが出来ます!

 

どの様にして30cmに切るかというと...

まずは、30cm部分にあるミシン目で切り離します。

 

レンジフードフィルターを30cmで切る

 

同じ物を2枚用意します。

 

レンジフードフィルターを30cmで切った物を2枚用意

 

次のように重ね合わせます。

 

レンジフードフィルターを重ね合わせる

 

次に、2枚が重なっていない部分(境界)をハサミで切り落とします。

 

レンジフードフィルターを30cm角に切る

 

これで、30cm角フィルターの出来上がりです!

切り取った破片は、他に使えるので、私は保管してあります。

 

レンジフードフィルターは薄いので、私は2枚重ねたままの状態で使っています。

 

換気扇への取付け方

フリーサイズのレンジフードフィルターなので、粘着剤などは付いていません。

フィルターを固定するには、自分で工夫して取り付けることになります。

  • 両面テープ
  • マジックテープ
  • ラバー磁石

これらの物を使って固定する方法が考えられると思います。

私見ですが、それぞれのメリットとデメリットを列挙します。

両面テープ

両面テープを使った場合は、固定しているのが分からず見た目が綺麗です。

普通の両面テープを使うと、粘着剤が付着して剥がした後が汚くなってしまいます。

綺麗に剥がせる、オススメの両面テープはこちら。

私は当初、こちらの両面テープを使って、フィルターの取り付けを行っていました。

この両面テープは、片面に強力な粘着剤、反対側の面には弱粘着剤になっていて、繰り返し貼り替えができるという商品です。

強粘着の面をフィルターに貼り付け、弱粘着の面が換気扇側になるように使うと、繰り返し使う事は出来ませんが、換気扇側側には粘着剤が残らずに綺麗に剥がすことができます。

欠点は、両面テープを毎回貼らなければならず、両面テープ代のコストがかかってしまうことです。

フィルターを2枚重ねで使用する場合は、両面テープで2枚のフィルターを貼り合わせる必要もあります。

マジックテープ

見た目が綺麗で簡単で、両面テープの様にコストもかからないのが利点です。

マジックテープの硬い面(フック、A面、オス、とも呼ぶそうです)を使って固定する方法です。

レンジフードフィルターの商品にも同梱されている場合があります。

フィルターを取り付けたい換気扇の蓋部分に両面テープでマジックテープを取り付け、フィルターを押しつけることで固定出来ます。

欠点は、フィルターを剥がす時に、衝撃でフィルターに付いた目に見えない埃が空気中に飛び散ることです。

フィルターを2枚重ねで使用する場合は、両面テープで2枚のフィルターを貼り合わせる必要もあります。

ラバー磁石

実用重視で、見た目を気にしない私は、ラバー磁石を利用して固定しています。

 

屋根裏排気型換気扇 フィルター固定にラバー磁石使用

 

換気扇カバーの周囲に、ラバー磁石を貼り付けてあります。

貼り付けたラバー磁石は、少し強めの磁力の次の商品を私は使っています。

 

このラバー磁石には両面テープが付いていないので、別途用意する必要があります。

ラバーなので、ハサミで好きな長さにカットして使います。

この商品は長さが1mなので、画像のように外周全てにラバー磁石を付けるには、換気扇1台につき2個は必要です。

 

磁石の場合は、フィルターの着脱はとても簡単です。

 

屋根裏排気型換気扇 フィルターを吸い付ける

 

取付けする時は、換気扇を動かした状態で、フィルターを近づけると、風圧でフィルターが換気扇に吸い付いてくれます。

この状態で、ラバー磁石が付いている上に重ねてラバー磁石を付け、フィルターを挟む様にして固定します。

 

屋根裏排気型換気扇 フィルター固定に白いラバー磁石を使用

 

表面には、白色のラバー磁石を使うと、目立たなくなります。

テープ状の白色ラバー磁石の商品は見かけたことがないので、裏面がマグネットになっているホワイトボードを、15mm幅にカットして使いました。

私はこちらの商品を買いましたが、磁力が弱いのであまりオススメは出来ません。

 

この記事を作成中に、上記商品の2倍の磁力の物を見付けました。

目立たなくしたい場合は、こちらの商品なら大丈夫だろうと思います。

 

ラバー磁石を使った固定方法なら、フィルターを交換する時も埃が飛び散ることがありません。

磁力が強めのラバー磁石を使えば、フィルターの2枚重ねにも対応できます。

フィルターを外す時は、換気扇を動かした状態で表のラバー磁石を外せば、フィルターが落下してくる心配もありません。

 

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