2階(3階)の室温が下がる! 屋根裏排気型の三菱電機製「換気排熱ファン」

 

戸建ての我が家に、DIYで4台取り付けた三菱電機製の「換気排熱ファン」。

夏場の家の中が、とても快適になりました。

とても良かったので、実家にも3台取り付けて使用しています。

どの様に快適になったか、どの様な商品なのかを、詳しくご紹介します。

 

夏場の戸建住宅は、天井付近が熱い

我が家は2002年に建てた戸建住宅です。

当時の家は換気の義務化前で、キッチン・浴室・トイレ以外に換気扇は付いていません。

夏場の戸建住宅は、太陽の熱により屋根裏の温度が上昇し、5分といられないサウナ状態になります。

熱い空気が貯まっている屋根裏と天井は、厚さ1cm程度の石膏ボード1枚で仕切られているだけ。

その石膏ボードの屋根裏側には、グラスウールの断熱材が乗せてあります。

屋根裏のグラスウール

このグラスウールの断熱材で、ある程度遮熱はされますが、無いよりマシな程度です。

天井の石膏ボードを手で触れてみると分かりますが、結構暖まっています。

日が沈んで夜になっても熱は残り続けるため、天井に暖房が付いている状態になり、赤外線のシャワー(輻射熱)が室内に降り注ぎます。

その結果、夜になっても室内が暑いままなのです。

特に日中締め切って出かけた日は酷いもの。

夜になって窓を全開にしても、部屋の中の暑い空気は簡単に外に逃げてくれませんし、屋根裏の熱い空気も抜けません。

 

そのような状況でエアコンで冷やしても、室内はなかなか冷えないので、電気代も無駄。

エアコンで冷やし続けて、ようやく空気が冷たくなっても、体感はなぜか暑い。

そう感じたことはありませんか?

そして、エアコンを止めた途端に、室温が一気に上昇。

それは、天井が暖かいことによる赤外線のシャワー(輻射熱)が原因なのです。

 

屋根裏の空気を排出する方法

天井から降り注ぐ赤外線のシャワー(輻射熱)を減らすには、屋根裏を冷やすのが一番!

日中に屋根裏に貯め込んでしまった熱は、屋根裏の空気を排出して、冷えた空気を入れないとなかなか抜けません。

熱い空気を排出して冷たい空気を取り込む、そのような専用の装置を取り付けたら、工事費用が相当かかってしまうでしょう。

そこで、もっと簡単に、もっと実用的に!

と考えて商品化したのかどうかは分かりませんが、

室内の空気を屋根裏に排出し、屋根裏の空気を押し出して一緒に換気しましょう!

という商品が、三菱電機で製造している「換気排熱ファン」です。

 

※この画像は、2010年頃に三菱電機のサイトに掲載されていた画像で、許可を頂いて旧サイト「雑記帳」にて掲載していたものです

メーカーの 商品詳細情報ページは、こちら です

 

我が家に設置してみた結果

メーカーの商品詳細情報ページには、良さそうなことが色々書いてありますが..。

本当のところ、ど~なの??

と思いますよね。

私はメーカと何ら関係がありませんが、使っていてとても具合が良く、環境にもやさしい商品だと思うので、紹介させて頂きたいと思います。

 

実際に我が家に4台(各部屋に1台、階段上部に1台)取り付けてみました。

換気扇を取り付ける前と比べて、明らかに体感温度が下がり、エアコンの稼働率が減っています。

以前は日中に窓を開けて換気していても2階の部屋は暑く、夜まで部屋のムシムシ感は残っていましたが、換気扇を取り付けてからはその様なことが無くなりました。

日が沈んだ頃には、室温は1階よりやや温度が高いかなという程度にまで下がり、とても快適に過ごせる様になっています。

 

日中に部屋を締め切った状態で外出をした場合でも、換気扇を動かして出かければ、家の隙間から強制的に空気が取り込まれるので、帰宅時にはかなり室温が下がった状態になっています。

また、換気扇を動かさなかった場合でも、窓を開けて換気扇を動かせば、30分~1時間以内には1階との温度差が殆ど感じられない程にまで下がるようになりました。

 

換気扇の換気能力を確認するため、日中は部屋を閉め切ったままの状態にして、換気扇動作時は階段途中にあるジャロジー窓を1ヶ所のみ開けた状態で、6日間連続して温度測定を行いました。

グラフは、ピンクが屋根裏の温度、黄色が2階の部屋の頭上付近の温度を測定したものです。

黄色のグラフが急激に下がり始めたところが、帰宅して換気扇を動かした時です。

屋根裏と室温の温度差が大きい時ほど、換気扇を動かしたと同時に、屋根裏の温度も一気に下がっています。

逆に朝、温度が上昇し始めてから、温度の上昇率が変わっている所が、換気扇を止めた時です。

この温度グラフからも、換気扇を動かしたときの効果が分かると思います。

電気代

なんとなく効果があるのは分かったけれど、電気代がかかるのては?

と、気になりますよね!

この「換気排熱ファン」は、関東方面で12W関西方面で13Wと、とても省エネに出来ています。

換気扇1台あたりの電気代は、24時間動かし続けた場合でも1ヶ月で260円関西方面は280円なので、とてもお得。(※1KWh=30円で計算しています)

一般の扇風機の消費電力は20~40W程なので、扇風機よりも省エネにできています。(DCモータータイプの扇風機はもっと省エネです)

省エネの「換気排熱ファン」を動かすと、エアコンの電気代がかなり節約できるので、とってもお得なのです!

 

こんな感じで使っています

我が家には4台(6畳、7畳、5畳の部屋に各1台、階段上の各部屋の前に1台)設置してあります。

夏場は基本的に4台全て24時間フルに動かし、夜間にエアコンを動かした部屋では止めています。

春や秋には、暑さに応じて、動かす部屋と動かさない部屋がある、その様な感じで調整して使用しています。

冬場は寒くなるので止めていますが、部屋の空気が悪い時には換気のために少し動かしたりしています。

取り付け方法

「換気排熱ファン」の取り付けは、ダクトの工事をしないのでとても簡単です。

大工や電気工事屋でない私が取り付け出来ました。※配線工事は、電気工事士の資格が必要な作業です。

天井に穴を開けて、換気扇を天井に固定して、電気の配線をするだけです。

少し腕に自信のある方でしたら、ご自分で取り付け可能だと思います。

取り付け方は、こちらのページ で詳しく紹介しています。

写真で紹介

屋根裏排気型「換気排熱ファン」(三菱電機 V-20MEX2)施工前

我が家で購入して、取り付け前に撮影した実際の換気扇です。

「換気廃熱ファン」は、羽の構造に秘密があるそうで、静かなのにかなりの吸引力です。

換気排熱ファン(羽の形)

密閉した部屋で作動させると、コンセントの隙間など、部屋のあらゆる隙間から風が入ってくるので、かなり吸引力があります。

取り付け方法を紹介したページ には、取り付けた後の写真もあります。

 

換気扇の詳しい情報

「換気排熱ファン」は、戸建て住宅用です。

商品は、天井に空ける穴の形状により、「丸穴」タイプと「角穴」タイプがあり、さらに「壁スイッチ」タイプと「引きヒモスイッチ付き」タイプがあり、全部で6種類あります。

施工の様子の記事のように、のこぎりで穴開けを行う場合には、「角穴」タイプの方が加工がしやすいです。

天井を丸くカットできる道具がある場合には、「丸穴」タイプでも取り付け可能です。

「換気排熱ファン」は、Amazonで販売されています。

角穴取り付けタイプ

<V-20MEX2シリーズ>

●V-20MEX2(壁スイッチ用)

三菱電機 (MITSUBISHI) 用途別換気扇 換気排熱ファン V-20MEX2

●V-20MEX2-SW(引きひもスイッチ)

三菱電機 (MITSUBISHI) 用途別換気扇 換気排熱ファン V-20MEX2-SW

●V-20MEX2-G(壁スイッチ用|色:ライトオーク)

三菱電機 (MITSUBISHI) 用途別換気扇 換気排熱ファン V-20MEX2-G

丸穴取り付けタイプ

<V-20MCX2シリーズ>

●V-20MCX2(壁スイッチ用)

三菱電機 (MITSUBISHI) 用途別換気扇 換気排熱ファン V-20MCX2

●V-20MCX2-SW(引きひもスイッチ)

三菱電機 (MITSUBISHI) 用途別換気扇 換気排熱ファン V-20MCX2-SW

●V-20MCX2-G(壁スイッチ用|色:ライトオーク)

三菱電機 (MITSUBISHI) 用途別換気扇 換気排熱ファン V-20MCX2-G

仕様

電圧(V) 周波数(Hz) 消費電力(W) 風量(m3/h) 騒音(dB) 質量(Kg)
100 50 12 300 29.5 2.1
60 13