ボルネード サーキュレーター(610DC2-JP)を12Vバッテリーで動かす電源の作り方

 

ボルネード サーキュレーター(610DC2-JP)を、12V電源で使えるようにする「変換アダプター」を自作する方法をご紹介します。

610DC2-JPは、 30畳タイプの中型サーキュレーターです。

電源はAC100Vになっていますが、ACアダプターを使って直流24Vで動かす仕様です。

直流24Vの電源があれば、動かすことができます。

このページで紹介する「変換アダプター」を作れば、車中泊などでも車の電源を使って動かすことができますし、停電時にも12Vバッテリーさえあれば使えます。

バッテリーを使う場合、一般的にはDC-ACインバーターを使うので電圧変換のロスが大きくなりますが、このページで紹介する方法なら省エネで良いですよ♪

作り方は簡単なので、参考になれば幸いです。

ただし、メーカー保証対象外となりますので、自己責任でお願い致します。

 

 

ボルネード(VORNADO)のサーキュレーターとは

「サーキュレーター」は、日本語にすると「空気循環器」です。

ボルネード(VORNADO)は、飛行機をより早く飛ばす技術を、扇風機に応用して作られました。

扇風機の風は近くの空気だけを動かすのに対し、ボルネードは竜巻状の気流を作るので、周囲の空気を巻き込みながら、より強い渦となって直進して遠くまで風が進みます。

今回ご紹介する電源で使う機種は610DC2-JP。
ブラシレスDCモーター採用のモデルなので、消費電力は2~36wと省エネ。

微細な風量から最大風量まで、スイッチ付きボリュームで無段階の調整が可能。
モーター部の保証は10年です。

私は、部屋の空気を循環させる目的のほかに、部屋の外から中へ、部屋の中から外へ、空気を出し入れする時に使ったり、扇風機の代わりに自分の体に直接風を当てて体を冷やす時にも使っています♪

610DC2-JPは、ブラシレスDCモータータイプの商品の中で、ACアダプターを採用しているモデルなので、この記事で紹介する方法で電源を作ることができます。

 

電源

製品に付属の電源

製品付属のACアダプター本体表示を確認してみましょう。

ボルネード サーキュレーター(610DC2-JP)付属のDCアダプター

製品に付属しているアダプターの表示を見ると、出力は24VDC 1.5Aと書かれています。

プラグの極性についても、中心が(+)、外側が(-)と書かれています。

ボルネード サーキュレーター(610DC2-JP)付属のDCアダプタープラグの極性

テスターで、このアダプターの出力電圧を計ったところ、24.5Vでした。

製品本体に必要な電源

610DC2-JPの底面に貼ってあるラベルも確認してみましょう。

ボルネード サーキュレーター(610DC2-JP)製品に添付されているラベル

直流24Vを直接給電すれば、動かすことができます。

 

余談ですが...

電力の計算公式、

電力(W)=電圧(V)×電流(A)

に当てはめると、

36W = 24V × 1.5A

になるので、アダプターの最大出力電流と、製品本体の定格消費電力は、数字が合いますね!

 

それでは、電源を自作して行きましょう!

用意する物

用意するパーツは、DC-DCコンバータ、DCプラグ、電源コード、の3つ。

これらを接続するれば、電圧変換アダプターを作ることができます。

その他は、ハンダ、ハンダごて、バッテリーへ接続するために必要な物があればOKです。

車のシガーソケットを使う場合は、シガーソケットを用意します。

DC-DCコンバータ

610DC2-JPを動かすのに必要な電源は、DC24Vで1.5A以上の出力があればOKです。

12Vバッテリーを使って動かすには、直接接続しても電圧が足らないので、12Vから24Vに昇圧できるDC-DCコンバータを使って、24V電源を作り出します。

私が用意した物は、こちら。

DC-DCコンバータ(12V→24V 3A)

★販売されている物には、コネクターは付いておりません

写真を撮り忘れて、コネクターの加工をしてしまいました..。

12Vの入力に対し、24V最大3Aの出力が可能な物ですので、製品付属の物よりも少し余力があります。

テスターで出力電圧を測ったところ24.5Vで、製品付属のDCアダプターと全く同じ電圧でした。

DCプラグ

610DC2-JPに付属しているDCアダプターのプラグは、一般によく見かけるプラグよりも長尺のプラグが使われています。

直径5.5mm、内径2.1mm、長さ14mmのプラグです。

ボルネード サーキュレーター(610DC2-JP)付属のDCアダプタープラグの内径

画像は2mmに近い表示に見えていますが、内径2.1mmです。

長尺タイプでないと、奥まで届かず電源供給がされません。ご注意下さい。

電源コード

電源コードは、24Vで最大でも36Wしか使わないので、細い線でも大丈夫です。

逆に太すぎるとDCコネクターを加工する際に大変です。

私は買い置きしてあった、エーモンの0.5sqのコードを使いました。

 

作り方

まずは、完成した物をお見せ致します。

ボルネード サーキュレーター(610DC2-JP) 自作の電源(12V→24V)完成品

向かって左側の赤と黒の線は12Vのバッテリーに接続できるように加工し、向かって左側の黄色と黒の線は、ボルネード サーキュレーター(610DC2-JP)へ接続できるようにしました。

DC-DCコンバータとコードの接続

DC-DCコンバーターの裏側を見てみましょう。

DC-DCコンバータの裏側

裏面には、電圧およびコードの色と入出力の極性が書かれています。

左側の赤黒の線は、12V電源に繋ぐ入力側で、赤色は「+」、黒色は「-」に接続。

右側の黄黒の線は、24Vが出力される側で、黄色は「+」、黒色は「-」です。

入力側と出力側、プラス極とマイナス極、それぞれ間違わないように接続していきます。

 

出力側の線は短いので、私は延長するような形でエーモンの0.5sqコードに接続しました。

DC-DCコンバータ の出力側と0.5sqのコードを接続

半田付けで接続し、その周りを熱収縮チューブを使って絶縁してみました。

より線を手でまとめただけの接続は、接触不良による発熱や発火の危険がありますし、引っ張られるなどした時に外れてショートする危険があるので、やめた方がよいです。

半田付けするか、圧着コネクターで接続することをオススメします。

DCプラグの接続

DCプラグへの接続は、中心がプラス極で、外側がマイナス極です。

DCプラグ半田付け時の極性

プラス・マイナスを間違えないように半田付けします。

DCプラグ半田付け後の絶縁処理

内部でプラスとマイナスが接触しないように、半田付け後に絶縁処理をしておけば、より安全です。

熱収縮チューブを使う方法もありますが、私はブチルゴムテープを巻きました。

参考情報

DCプラグには、「フォーク(音叉)型」と「円筒型」の2種類があります。

ボルネード サーキュレーター(610DC2-JP)に付属の純正品は「フォーク(音叉)型」のプラグです。

DCプラグのセンター電極の形状違い(フォーク(音叉)型と円筒型)

 

DCプラグを購入するときに、内径2.1mmの物を購入すべきところ、私は誤って内径2.5mmの物を購入してしまいました。

購入したDCプラグの内部が「フォーク(音叉)型」だったこともあり、通電できて使えておりますが、接触は甘い状態かもしれません。

「フォーク(音叉)型」は、内部で掴むように2点で接触させるので、多少センターピンの寸法に違いがあって緩くても、使える可能性があるそうです。

しかし「円筒型」の場合は、もともと接触不良が起きやすい構造なので、誤って2.5mmの物を購入してしまうと使えない可能性があります。ご注意下さい。

 

まとめ

DC24Vで動くボルネード サーキュレーター(610DC2-JP)を、DC12Vバッテリーを使って動かす方法をご紹介しました。

接続は、12Vバッテリー → DC-DCアダプター → DCプラグ → 本体 と繋ぐだけです。

加工時の注意点は、プラスとマイナスの誤接続、DC-DCアダプターの入力側と出力側の誤接続、ショートに気を付けることくらいです。

失敗すると、ボルネードサーキュレーター本体が壊れたりすることになります。

作ってみようとする方は、自己責任でお願い致します。

 

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