キッチンの換気扇、そろそろ交換したいな~。
サイズが色々あるけど、どこのサイズを見て選んだら良いのだろう?
間違えて買って、入らなかったら困るしなぁ~。
そもそも、ど~やったら外せるのかなぁ?
業者に頼むと、費用がかかりそうだし..。
店頭へ行って見たり、カタログを見たり...。
それから何年か経過し、ついに壊れてしまった実家の換気扇。
近々交換するからと掃除を怠り、壊れてからしばらく放置されていたので、油汚れで酷い状態です。
お恥ずかしい...。
このページをご覧になっているということは、
これから換気扇を交換したいけど、自分で交換できるのかな~。
どうやって交換するの?
などと、疑問に思っているのではないでしょうか?
実際に交換してみたら、ビックリするほど簡単でしたよ!
換気扇だけなら、5~10分程度の作業時間で交換出来てしまいます♪
この記事では、写真のタイプの換気扇交換方法について解説しています。
換気扇の選び方と、取り付けの部分を中心に、写真で詳しく解説しますので、最後まで目を通してみて下さいね!
目次
換気扇の選び方
本記事では「一般換気扇」や「標準換気扇」と呼ばれる種類のプロペラ式の換気扇を取り上げています。多くは、屋外側にシャッターが付いていて、未使用時に外気を遮断できるようになっています。
台所で使用するのであれば、「台所用」の記載がある商品の中から選びます。
それでは、選ぶときにどの様なポイントを押さえて見たら良いのか、ポイントを見ていきましょう!
サイズ
換気扇本体のサイズは、プロペラの大きさごとに規格で決まっているそうです。
サイズの表記は、プロペラの直径寸法になります。現在据え付けられている換気扇のプロペラの直径を測れば、選ぶべき換気扇のサイズが分かります。
多くの商品は、型番の一部分に、プロペラ寸法の数字が使われています。
サイズの展開は、次のようになっています。
- 15cm(埋込寸法:17.5cm、化粧枠横幅:約24cm)
- 20cm(埋込寸法:25cm、化粧枠横幅:約30cm)
- 25cm(埋込寸法:30cm、化粧枠横幅:約35cm)
- 30cm(埋込寸法:35cm、化粧枠横幅:約40cm)
引きひもスイッチの有無
現在据え付けられている換気扇本体に、「引きひも」は付いているでしょうか?
引きひもで換気扇のON-OFFを行うタイプであれば、「引きひも付き」を選びます。
壁のスイッチでON-OFFを行うタイプであれば、「引きひも無し」を選ぶことも可能です。
引きひもは、向かって左側に付いてるものと、右側に付いているものがありますので、選ぶ時に注意しましょう。
シャッターの開閉方式
シャッターとは、換気扇の裏側にある外気を遮断するシャッターのことです。
開閉方式は、3種類あります。
- 連動式(引きひもを引っ張ると、シャッターが開く)
- 電気式(電源スイッチを入れると、シャッターが電動で開く)
- 風圧式(換気扇のプロペラの風圧で、シャッターが開く)
「引きひも」との関係は、
「引きひも付き」のタイプを選ぶと、「連動式」シャッターの商品になります。
「引きひも無し」のタイプを選ぶと、「電気式」または「風圧式」シャッターの商品になるようです。
ボディーの材質
プロペラや換気扇カバーの材質には、金属製(メタル)または樹脂製の2種類があります。
メタルボディの方が、耐熱性には優れていますが、価格は多少高めになる様です。
フィルターの有無
換気扇本体に、元々フィルターが付いている商品か、フィルター無しかの2タイプがあります。
ちなみに、ダスキンの換気扇フィルターを付ける場合は、フィルター無しの方を選ぶと良いでしょう。(フィルター付き商品の場合、外してからの装着になるとのことです)
選び方のまとめ
選び方をなるべく簡単に書いたつもりですが、要点をまとめルと、次の4点に絞られます。
- プロペラの大きさを確認
- 引きひも付きか否か
- ボディー材質
- フィルター付きにするか否か
多くの商品が「排気」タイプですが、中にはプロペラが逆回転して外気を取り込むことのできる「吸気」が可能な商品もあります。
換気の運転速度の「強・弱」を選べる商品もあります。
もっと細かい部分を吟味したい方は、風量・騒音・消費電力などをカタログで見てみると良いでしょう。メーカー毎、商品毎に、微妙な違いがあります。
換気扇の取り外し方
まずは古い換気扇を取り外しましょう。
カバーを外したところの写真を撮り忘れたので、カバーが付いた上から図示します。
カバーを外すと、赤丸部分付近に留め具があるので緩めます。
新しい換気扇で、内部の止め金具の場所を示すと、次の赤丸部分です。ネジを左に回して緩めます。
裏側(壁に接する側)がどの様な構造になっているかというと..。
ネジが飛び出して、換気扇取付枠に固定される仕組みになっています。
取り付けられていた換気扇は1980年製でした。サイズや構造は現在販売されているものと全く同じでしたので、このタイプの換気扇は昔からほぼ全て同じ構造だと思われます。
2本のネジを緩めたら、手前に引き出せば本体を取り外すことができます。
換気扇の取り付け方
取り付ける換気扇枠です。
実は、油汚れがこびり付いて酷かったので、ダスキンの清掃サービスに依頼。
綺麗にして頂きました!!
ピカピカです♪
新しく取り付ける換気扇は、三菱電機製のこちら。
開梱!
斜め後ろから見た姿は、この様な形状をしています。
それでは、取付作業に入りましょう!
羽を外してから、フロントカバーを取り外します。
次に、換気扇本体の上部にあるネジ(上記で取り外す際に緩めたネジ)を左に回して少し緩めます。
緩めたら、換気扇枠にはめ込んでいきましょう!
中心のモーター部分を持ってはめ込むと、片手でも安定して取り付けができます。
壁にピタッとはめ込んだら...
先ほど緩めたネジを右に回して、換気扇枠に固定します。
<ネジ固定時の注意点>
換気扇枠が木枠の場合、回しただけグイグイねじ込めてしまいます。
外れない程度に、程々の力加減で固定しておけば大丈夫です。
この段階で、ほぼ取り付け完了です♪
簡単ですよね!
次は、電源コードの処理をします。
我が家のコンセントは、向かって右側にありますが、本製品は左側にスイッチがあるので、上の赤枠部分にコードを巻いて長さ調整しながら、右側に出します。
金属板を起こします。
コードを巻き付けます。
コンセントプラグを差し込んだ時に、ちょうど良い感じになるように適当に調整して、換気扇のカバーを被せます。
コードを出すための凹みがある場合には、その位置に合う様にコードを調整します。
以上、換気扇の交換作業でした!
超簡単♪
終わりに
換気扇は、ネジ2本で固定されているだけという、非常にシンプルな構造なので、取り外しも取り付けもとても簡単です。
今回この記事では、換気扇の交換だけに焦点を当てて書きました。
交換前と交換後の写真を見ていて、お気付きの方いらっしゃいましたでしょうか?
実は、コンセントも交換しています。
キッチンは、油の蒸気が付着しやすい場所なだけに、コンセントも油で汚れています。
家を建てたのが1980年なので、39年前の当時の物が付いていました。
油でかなり汚れていますし、経年劣化も考えられるので、安全のために交換しました。
コンセントの交換は、電気工事士の資格が必要な作業です。
電気の知識が無いまま作業すると、感電や火災事故につながり危険ですので、古かったり汚れている場合には、業者に頼んで交換してもらいましょう!
因みに私は、電気工事士の有資格者ですよ!(^^)